いろいろな人、いろいろなタイプの良心を探りながら、自分の良心の成長を模索する。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

丸山浩路「本気で生きよう!なにかが変わる」3

 感想を少し、、、 

 まず何よりも圧倒されるのが稔君の健気さ、まっすぐさです。丸山さんと交わし深めていった友情を露ひとつだに疑わないのです。心の底から交わしたきずなを彼は信じそのまま持ち続けていたのです。
 苦しい時に何の助けの手も差し出さない丸山さんに対し、彼は裏切られたと思っても仕方ない状況であったはずなのに、彼は全くそんなことを考えないのです。かえって丸山さんは自分のことを心配しているはずだ。だから安心させてあげなければいけないと彼を励ますのです。
 何と純粋でまっすぐなのでしょうか。深くつながった心を疑わない心情の強さと清さです。子どもの純粋さだけでない、心の強さと清さを感じます。
 当然責められるだろうと思っていた丸山さんは想像だにしなかった稔君の行動にうつむいたまま涙を流します。3年前の稔君への裏切り行為が相当胸に突き刺さっていたのでしょう。自分を許してくれた、稔がこんな私を許してくれたと深い安堵を得るのです。
 このような稔君の行動は誰が想像できるでしょうか。私は稔君の「心配するな。気にするな。俺は大丈夫」という言葉に泣いてしまいました。何度読んでもそこで泣いてしまいます。彼はどれほど無垢で深い心の持ち主なのでしょうか。

 そしてもうひとつ思うことは、著者の丸山さんが、自分が人を裏切ったこと、それもたった7歳の幼い男の子を裏切った恥ずかしい話を、正直に何のごまかしもなく書いていることです。いや、かえって自分の醜さをさらけ出すかのように自分に容赦なく書いています。どれほど稔君に対する自分の態度にご自身が叩きのめされたか、そしてその後の稔君の言葉に救われたのかがわかります。
 人の心の奥深さ、美しさ、いさぎよさに読者の心までがゆすぶられます。自分を正直に見つめて、真剣に生きていらっしゃった姿が、このお二人の姿がまぶしく感じられます。

 丸山さん、ありがとうございました。
スポンサーサイト
コメント:
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
カテゴリ
最新記事
プロフィール

heban

Author:heban
東京都出身
43歳

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
RSS リンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。